管理会社が教える「管理状況から見る失敗しないお部屋探し6つのポイント!」とは
こんにちは、管理部テナントリテンションチームです。
管理会社にいると、当然ですが皆様のお引越しや暮らしに関わる事が多くあります。
弊社では、お部屋のご紹介業務もさせていただいておりますが、今回は入居後に皆様をサポートする管理会社としての視点で失敗しないお部屋探しをご紹介したいと思います。
お部屋を探す際は、間取りや家賃、立地、築年数などなど、こだわり条件で検索される方が多いとは思いますが、意外と入居してからサポートをしてくれる管理会社を気にするという方は少ないと思います。
お部屋を紹介してくれる不動産会社が、ずっと面倒をみてくれるわけではありませんので、実際に住んだ後に対応をしてくれる管理会社が意外と重要だったりします。
では、良い管理会社と良くない管理会社はどのようなところから判断できるのでしょうか?
確認していきましょう。
現地案内時に管理状態を見てみよう
建物の資産価値は管理会社によって大きく左右されるといっても過言ではありません。建物は年数が経過するに連れて劣化していきますが、管理会社がきちんとした維持・管理を行う事で、長持ちさせることができます。また、管理状態の良いマンションはマンションの入居率にも大きく影響してきます。
この「管理状態の良い、悪い」は現地の状態を見ると判別できます。あまりこの「管理状態」を意識して見ることは少ないとは思いますが、視点を変えることで見え方が変わってきます。
私自身、管理会社に勤めてからマンションの見方が変わりましたので、皆様も是非意識して見て下さい。
現地案内時に見るべき6つのポイント
それでは、実際に現地に行った際にはどのような事に気をつけて見たら良いのでしょうか?
特に代表的な項目は以下のようなものになります。
(1)掲示物の貼り方
建物の掲示板や共用部に掲示物を貼り付けてあることがよくあります。良い管理会社はキレイに整理して掲示されているのに対し、良くない管理会社は「貼り方がバラバラ」、「古い破れた掲示物を貼り付けてある」、「訪問販売の業者のチラシが許可なく貼り付けてある」
などが挙げられます。
(2)清掃状態
清掃は一番わかりやすかと思います。内覧に行った際にマンションが汚なかったら嫌ですよね。メインの通路はキレイだがそれ以外にゴミが溜まっているという事もあるので注意しましょう。
(3)ゴミ置場の状況
意外とゴミ置場を気にする人は少ないのですが、ゴミ置場の整理状況やゴミの捨て方などを確認することで管理状況がわかります。良くない管理だと、ゴミが乱雑に捨てられていたり、回収されないゴミがそのまま残っていたりします。
(4)駐輪場の整理状況
自転車やバイクがきちんと整理されている状況か確認しましょう。良くない管理だと、乱雑に止められている、壊れた自転車が放置されている、酷いところだとバイクの部品やオイルが放置されていたりします。
(5)郵便ポストの整理状況
管理用ポストや空室のポストが放置されてチラシが溢れている。関係者が長期間見に来ていない事は明白ですね。
(6)防犯対策・侵入経路
メインの通路以外にもお部屋の位置関係や構造を確認しておく必要があります。オートロックの建物でも裏側から簡単に侵入されては意味がありません。侵入防止の対策がされているかなども見ておきましょう。
以上が物件案内時に確認する主な項目になります。
もちろん、どこのマンションでもこのような不良箇所がある可能性はありますが、管理会社やオーナーが定期的に点検して気づく仕組みがあれば改善されていくはずです。しっかりと管理会社やオーナーが見に来ているかを確認できるポイントと言えます。
仲介業者に聞いてみるのもあり
先に触れたように、弊社にはお部屋のご紹介業務、いわゆる仲介業務を行っている部署があります。私もそこで仲介業務を行った経験がありますが、お部屋や立地の話しが中心で、管理会社について聞かれたことはほとんどありません。聞かれなければわざわざいう事もありませんが、聞かれたら特に隠す必要もないのでお伝えしていました。
大手管理会社以外にも、地元に強い管理会社や個人でやっている家主さんなど、いろいろと特色がありますので、聞いてみると教えていただけると思います。
また現地には、管理会社の看板がかかっている事が多いのでチェックしてみて下さい。
賃貸住宅管理業者登録制度で登録している管理会社かチェックしてみましょう
国土交通省より平成23年12月1日「賃貸住宅管理業者登録制度」が施行されました。賃貸住宅管理業務に関して、一定のルールを設けることで、借主の利益保護を図ることが目的です。この登録事業者は公表されているので、管理業者や物件選択の判断材料として活用することが可能です。
ユニヴライフはこの制度が創設されると同時に登録を完了しています。
制度の詳細は、弊社スタッフが別記事で挙げてますので是非ご一読下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、お部屋探しの視点を少し変えて、「建物の管理状況を確認して、失敗しないお部屋探し6つのポイント」をご紹介させていただきました。実際に現地に行ってみると、管理会社のスタッフが良く見に来ているだろう建物とそうでない建物はすぐにわかります。
良い管理状態を維持できない管理会社が、入居後お困りの入居者様に対して満足のいく対応ができるのかどうかは疑問です。是非、ご入居後の生活をイメージして、管理会社にも注目してみて下さい。
何かお困り事や不明なことがあればお気軽にユニヴライフまでご連絡下さいませ。
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